同窓会 SN
第61章 新年3 翔
「さ、飲みなおそうぜ」
「お前な~・・・なんか久々に痴漢にあった気分だ」
「はは・・って。え?お前痴漢にあったことあるの?」
「え、お前ないの?・・ああ、満員電車なんか乗らないか」
「いやいや、確かに乗らないけどさ。そ、それって、男?それとも女?何回もあるのか?どの程度触って来るの?」
「毎回顔見るわけじゃないからはっきりしないけど 多分ほとんどが男かな。大抵服の上からなんだけど たまにパンツのポケットの中に手入れて来るヤツもいるよ」
「ええっ?へ、変態じゃないか」
「何を今更。周りに女の人たくさんいたから間違えたんだろうけどな」
「違うだろ!」
「え?違わないだろ?なんで男とわかってて俺を触るんだよ」
「ええっ?だ、だから世の中意外とゲイが多いってことだよ」
「は?考えすぎだって。なんで俺のまわりにばっかそんなに多いんだよ。統計的におかしいだろ?」