同窓会 SN
第5章 10年ぶりのアイツ4 和也
いつも自信に満ちていると思っていた 翔のこの言葉
その涙に 俺は頭を殴られたようなショックを受けた
「ごめん・・・翔・・・。俺、お前のこと好きだよ、・・・愛してる。
ずっと前・・・ホントは、お前が俺のこと好きだったって言ってくれた 高校時代から・・・俺も好きだった。 ・・・信じてくれる?・・・」
「和也・・・・・・ありがとう・・・」
また 大粒の涙が 翔の大きな瞳からぽろぽろと零れ落ちた。
俺はその涙を 唇でそっと拭って、翔の服を優しく脱がせ始める
ごめん、翔。
二度と不安になんかならないように 俺が優しく、激しく、何度でも愛してやるよ。
そして、俺があの頃からどれだけお前のことを好きだったか 教えてあげる。
愛読書の話なんかしだしたら、どれだけお前と盛り上がれるか・・・。