同窓会 SN
第5章 10年ぶりのアイツ4 和也
「ごめん・・・俺、信じたいよ、和也のこと・・・。でも、俺達 始まりがあんなんだったし、お前いつまでたっても 俺に・・・・・・好き・・・って言ってくれないし・・・」
「・・・嘘・・・お前、そんな風に感じてたの・・・?確かに、言葉にするのは 避けてたかも知んない・・・そんなこと言ったら、もう自分の気持ちに歯止めが効かなくなりそうで・・・。それに、お前もそんな事気にする素振り見せなかったから、俺の気持ちなんか興味ないのかな、・・・どうでもいいことなのかな、って思ってたし・・・。
で、でもわかるだろ?俺、いつもお前といる時、すげー幸せで・・・
お前に抱かれてるの すげー気持ちよくて・・・。お前、それ全部 演技だと思ってたの?」
「信じたいけど不安だった・・・、俺、言うほど自信家じゃないよ。特にお前に関しては全然ダメ。ちゃんと言葉にして言ってくれないと。それも、俺から聞くんじゃなくて、お前から言ってくれないと 不安なんだ・・・」