
同窓会 SN
第69章 新年11 翔
和也はうつむいて目を閉じてるから気づいてない筈
トリートメントと身体の泡をサッと流したら そのまま俺も背中を向けて自分の身体を洗うことにしよう。
と、思っていたのに。
「よし、流すぞー」
声をかけると 和也は目を閉じたまま天井を向く。
顔にかからないように気をつけても 目を閉じた顔に飛び散るシャワーの水滴
・・・なんかエロい、と思うのは 俺がエロいからですか?
そんな風に考えたら…もうダメだ。
完全に元気モードになってしまった俺自身が 和也の肩のあたりにトン、と当たってしまって・・・
