同窓会 SN
第6章 10年ぶりのアイツ5 翔
5-1
昨日より もっと感じて欲しい。
昨日より もっと俺のことを好きになって欲しい。
俺はいつもそんな想いで 和也に接している
男同士のセックスに関しては 全くのバージンだった和也も、最近では随分俺の身体に慣れてきたようで、日に日に快感が増していく様子を実感できる
そんなことがとても嬉しいし
終わった後も、前みたいにすぐ ふいっと横を向いてしまうんじゃなく、自分から俺に寄り添い、甘えるしぐさを見せるようになって来た。
なんだか拾った子猫がだんだん懐いてくるのを見ているようで
そんなところもすごく可愛いんだ。
あぁ 幸せだなぁ・・・なんて噛みしめながら 和也を腕に抱く俺