同窓会 SN
第70章 呟き1 智
そんな事を考えながら
お互いの仕事の話をしたり、学生時代の話をしたり
あっという間に時間が流れていく
かずといるとほっとして力を抜くことが出来るんだな
かずの冗談に笑いが止まらなくなって、昔のようにひとしきり笑ったあとに
「かず・・・今住んでるとこ、不便なことない・・・?」
さりげなくそう聞いてみた・・・けど、かずはいつの間にかカクッ、カクッ、と船を漕いでる・・・
「あ・・・眠くなっちゃった?」
「ん・・・だいじょうぶ・・ごめ・・ん」
目を擦りながらそう言うけど・・・
そう言えばさっき薬飲んでたなぁ・・・
もう夜遅いし、痛み止めが効いてきたなら ぼーっとして眠くもなるだろう