
同窓会 SN
第72章 桜2 翔
そんなことより 急に立ち上がった和也の身体の方が気になる
「お前大丈夫?痛くない?」
「大丈夫だって、もう何ともないって言ってんだろ」
「二宮さん、もしまた痛むことがあれば いつでも遠慮なく言ってくださいね」
「ハイ・・・ありがとうございます・・・」
向井さんに話しかけられた和也の声が どんどん小さくなっていく
もう話を切り上げた方がいいだろう
「あ、じゃあ俺たちはこれで・・・」
「ハイ、じゃあ櫻井さん、また。二宮さん お大事に」
「ありがとうございます・・・」
