テキストサイズ

同窓会 SN

第72章 桜2 翔



智の背中を見送りながらスマホを見ると 和也からのLINEだ


《 ごめん、遅くなっちゃって・・・今6F来たんだけどまだいる?見当たらないんだけど・・・》
《 奥の方にいるから ちょっと待ってて 》

《 わかった じゃあエスカレーターの近くにいるから 》


足早に和也のもとへ行く


「お待たせ」
「ううん、俺の方が遅くてごめん・・・地下で好きな漫画の原画展やってたからつい・・・
あ、お前何も持ってないけどいいの?」

「あ、うん・・・欲しいのなかったから・・・」
「へぇ・・・じゃあ、もう行く?」

「うん、食べるもの買って帰ろう」
「わかった、何食べようかな・・・」


気が晴れたのか 明るい笑顔を見せる和也




ストーリーメニュー

TOPTOPへ