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同窓会 SN

第76章 桜6 翔



待てよ・・・
そうだその後こんなふうに言ってたんだ

「大野さんはパッと見ネコかな、って思ったけど 多分あの人もタチですね・・・それじゃ誘いに乗ってこなくても仕方ないのかな」



もしもそれが本当だとしたら・・・

ヤバイ!
非常にヤバイ!


確証はないが俺の勘が危険信号を送ってくる。
だけどあまりに言いすぎても 和也は眉をひそめるばかりだろう


言いたくても言えないことを胸に秘めたまま、もやもやとした気分を抱えて 
俺は桜の美しい季節を過ごしていた。


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