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同窓会 SN

第80章 桜10 翔


10-4

和也をぎゅっと抱きしめたまま 静かに息を吐く
部屋の中はTVのWSの音声だけ

やがて和也が小さな声で言った。


「もう・・・朝ご飯の時間・・・?」
「予約したのは7時半だから まだ40分くらいあるけど・・・」


腹減ったの?
早く食べたいならフロントに聞いてみようか・・・

そんな言葉を発する前に唇が塞がれた。



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