同窓会 SN
第80章 桜10 翔
「あ・・・あ・・・あ・・・、しょ・・ぉ・・・も・・・イク・・・んっ」
「かずなりっ・・・、く・・・っぅ・・・」
和也が俺の背中に爪を立て、強くしがみつく。
繰り返される締め付けにドクン、と震える俺自身。
その瞬間、背中がしなるほど力を込めて抱きしめた。
やべー・・・ここに来てから狂ったように欲情が噴き出してる
いつもと違う顔を見せる和也のせいだ
今までだって長い長い時間を共に過ごして来たのに
まだ俺の知らない顔を見せる和也
毎日一緒に暮らしたら、もっと楽しいんだろうな・・・
頭の片隅でそんなことを思いながら、ぐったりと凭れかかってくる和也の髪に唇を押し当てた。