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七年恋慕

第3章 7年前…


私がつらい時、悲しい時…いつもあの笑顔に励まされた。



その時はまだ、私だけが龍太郎を好きなんだと…思っていた。



それが違う事に気づいたのは、私が小2の時。


バレンタインの日の放課後。


私はちょうどゴミ捨ての帰りだった。



龍太郎らしき人の声が聞こえたので、私はその声のする方に近づいていった。



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