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七年恋慕

第3章 7年前…



―でも私には、それがショックだった。

だから、毎年龍太郎にあげていたバレンタインのチョコレートも、渡すことができなかった。


龍太郎には、チョコレートを買うおこづかいがないから今年はない、ということにした。



そうそう、さっきの龍太郎に告った子は、残念ながら振られてしまったみたいだ。


私はホッと一安心したが、それは始まりりにすぎなかった。


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