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七年恋慕

第3章 7年前…




私の不安が消えないまま月日は過ぎていき、もうすぐクリスマスがやってくる。


「確か、今年も龍太郎の家族と私の家族で、クリスマスパーティーやるのよね…。」


そうなのだ。私と龍太郎は、家族ぐるみの長い付き合いでもある。


だから、年に何回か家族ぐるみでイベントがある。


いつもはただはしゃぎ回って終わりなのだが、今回のイベントで私は、龍太郎に告白する事に決めている。


なぜなら、このイベントが、龍太郎に告白する最後のチャンスになるからだ。


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