テキストサイズ

好き心少なからず

第10章 想いを込めて~宇野一朝の場合~

入江に目盛りを見てもらって、俺が粉をいれていく。

何か、一緒に作業してるのって…いいなぁ。

なるべく長い時間一緒にいられるように、少しづつ入れてみたりして。

入江の分が終わり、次は俺の分を同じように量っていく。

それにしても、エプロン姿、可愛い。

入江と付き合ったら、休みの日に一緒に料理したりして…

入江のエプロン姿に妄想が広がっていると、突然入江に話しかけられた。

「宇野くん、割烹着似合うね」

「は!?」

焦ったら手元が揺れて、小麦粉が勢いよく流れた!!

「きゃっ!!」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ