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「だったら俺のだってそうだよ！英嗣と同じ班だったんだから！」

あ…そうなんだ。

じゃあ、元々英嗣の事が好きだった…とか？

すると、

「お前ら、何の話をしてんだよ」

副部長が僕達の前で腕を組んで立っていた。

「あ…すみません!!」

慌てて頭を下げて謝ると

「いいけどよ、お前、Ａ組だよな？」

小首を傾げて視線を投げられて、カズは緊張したように姿勢を正した。

「はい!!」

すると、副部長は苦笑いを浮かべ

「その英嗣って奴だけど、小柄で色白で目のでっかい奴？」

何とも漠然とした特徴をあげて聞いてきた。