
好き心少なからず
第2章 大丈夫?~姉ヶ崎×田口~
荷物持ってくれてて良かった…っ!!
「大丈夫!歩けます!!」
そう宣言をして歩き出すと、彼は私の隣を歩きながらクスッと笑った。
「また『大丈夫』だ」
そっちこそ、またその話題なの?
「どうして大丈夫はダメなんですか?」
気になって聞くと、彼はニッと笑って
「何かあった時に、ついつい『大丈夫?』って聞かない?」
「あ…はい」
「すると、聞かれた方はついつい『大丈夫です』って答えちゃうんだって」
「あ…なるほど」
言われてみればその通りだ。
大丈夫じゃないのに、強がっちゃうよね。
「大丈夫!歩けます!!」
そう宣言をして歩き出すと、彼は私の隣を歩きながらクスッと笑った。
「また『大丈夫』だ」
そっちこそ、またその話題なの?
「どうして大丈夫はダメなんですか?」
気になって聞くと、彼はニッと笑って
「何かあった時に、ついつい『大丈夫?』って聞かない?」
「あ…はい」
「すると、聞かれた方はついつい『大丈夫です』って答えちゃうんだって」
「あ…なるほど」
言われてみればその通りだ。
大丈夫じゃないのに、強がっちゃうよね。
