テキストサイズ

好き心少なからず

第17章 球技大会にむけて~新田×二階堂~

思わず絢音を見て、迂闊なことを口走らないように意識を向ける…と

「ケーキ…」

「へ?」

あまりの予想外な単語に、マヌケ顔のまま入江を見た。

すると、入江はやけに真剣な表情を浮かべていて…

「委員長達が作ったカップケーキって、そんなに美味しかったの!?」

「…は?」

突然、予想外な質問をされて、ポカンと口をあけてしまう。

入江はそんな僕と絢音を交互に見ながら話を進めていく。

「だって…二人でどっちが美味しいか対決してたんでしょ?」

それ…知ってるんだ。

って事は…

いつから見られてたんだ!?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ