
好き心少なからず
第18章 球技大会にむけて~テニス編~
すると、ちいちゃんが右手をおずおずと上げて、私達を不安げな目で見ながら話す。
「あ…私もその方が…」
「ちい!?」
慌てる宇野くんを無視して、水城ちゃんが私を見て小首を傾げた。
「のぞみんは?嫌なの?」
そんな事、ずばり聞かないでよ!!
「え!?嫌っていうか…」
嫌なんかじゃない。
むしろ嬉しい。
テニスを選んだのも、宇野くんはテニス部だから絶対一緒になるって分かってたからだし。
一緒にミックスダブルスに出れたら…
そうなったらいいなって思ってた。
思ってた…けど!
「あ…私もその方が…」
「ちい!?」
慌てる宇野くんを無視して、水城ちゃんが私を見て小首を傾げた。
「のぞみんは?嫌なの?」
そんな事、ずばり聞かないでよ!!
「え!?嫌っていうか…」
嫌なんかじゃない。
むしろ嬉しい。
テニスを選んだのも、宇野くんはテニス部だから絶対一緒になるって分かってたからだし。
一緒にミックスダブルスに出れたら…
そうなったらいいなって思ってた。
思ってた…けど!
