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好き心少なからず

第18章 球技大会にむけて~テニス編~

「何?」

「はい?」

またも同時に話してしまい、宇野くんが話してくれるのを待っていたら…

宇野くんも黙ってる。

お互いが何を言い出すか探って、顔を見合わせていると

「だったら、さ」

梶くんが私達を見て、ニヤニヤと笑って言った。

「二人でダブルスやればいいんじゃね?」

「はぁ!?」

「何でそうなる!?」

宇野くんと共に梶くんに噛みつくと、梶くんは眉を上げて楽しそうに私達を見比べ

「その方が勝てそうな気がする」

そう言って、口角を上げた。

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