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お前…っ!!

僕の頭の中を透視してるんじゃないか!?

それくらいのタイミングで声をかけられて、焦ったあまり妙に甲高い声が出てしまった。

「なっ…何でだよ!?」

そんな僕に、絢音は口元を緩ませて言った。

「そんなことしなくていいって言われそうだから」

「そりゃあ…」

そうだろう？と言いかけて…

ちょっと待てよ。

これはどっちの意味だ？

『努力する』のは、何のために…？

もしも、僕の考えている通りだったら…

「絢音の好きなようにすればいいだろ!?」