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好き心少なからず

第27章 球技大会1(入江)

球技大会、当日。

願い通り、快晴!!

今日のために練習もしたし…

宇野くんとダブルスで出る事になって、1日ハッピーでいられそう。

もし、勝ち進んでいって…

『入江と一緒だから頑張れた』

なんて言われたらどうしよう!?

『入江とのペア、解消したくないな』

『俺と一生、ペア組まないか?』

なーんて!なーんて!!

心の中で叫び声を上げながら、緩みそうになる頬を手で抑えていると

「入江?大丈夫か?」

いつの間にか宇野くんが目の前に立っていた。

「え!?何がっ!?」

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