
好き心少なからず
第39章 実験~岸田×八神~
「分かりました」
そう言って、俺の指示通りにアルミホイルを巻き付けていく。
すると工藤が、段ボールと格闘しながら聞いてきた。
「岸田先生って、何で八神さんだけ名前呼びなんですか?」
「は?」
「何か今更って感じっすけど、仲いいっすよね」
工藤にへへっと笑われて
「そうか?」
隣の輝穂に聞いてしまう。
「そんなに仲いいって感じに見えるのか?」
当の輝穂は、俺を咎めるような強い視線で見てきて…
スミマセン。調子に乗りました。
思わず謝ってしまいそうになる程の目線。
そう言って、俺の指示通りにアルミホイルを巻き付けていく。
すると工藤が、段ボールと格闘しながら聞いてきた。
「岸田先生って、何で八神さんだけ名前呼びなんですか?」
「は?」
「何か今更って感じっすけど、仲いいっすよね」
工藤にへへっと笑われて
「そうか?」
隣の輝穂に聞いてしまう。
「そんなに仲いいって感じに見えるのか?」
当の輝穂は、俺を咎めるような強い視線で見てきて…
スミマセン。調子に乗りました。
思わず謝ってしまいそうになる程の目線。
