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友達から恋人へ

第1章 ~友達から恋人へ~

日暮は、恥ずかしながらそうに答えた。

「そりゃあ、良かったー♪
……なぁ、日暮…俺の恋人になってくれないか…?」

「えっ!?」

俺の唐突な告白に、日暮は驚いた。

「あ、あの…。」

「急に、告白されて困るのはわかる
あの日の屋上で日暮を助けてから、ほっとけない気持ちが出てきて、日に日に強くなるんだ」

そう、あの時から俺は日暮に惚れてしまったんだ。

「だから今、思い切って告白した
返事は、いつでも良いから考えといて欲しい」

-明人視点-

「……。」

夏枝君からの突然の告白に、僕は少しだけ驚く。

「と、とりあえず着替えようよ…。」

「あぁ、わかった」

一先ず、僕達は着替える事にしてそれから話し合う事にした。

「えーと、今の告白って本気?」

「本気だ」

夏枝君は、迷わず即答した。

真剣な表情をしながら、僕の返事を待つ夏枝君。

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