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友達から恋人へ

第1章 ~友達から恋人へ~

先ず、右側の奴の頬に裏拳をかました後、そのまま腹に正拳突きを食らわす。

相手は、ダウンしてその場で倒れた。

「はぁぁあああッ!!」

「ぐぁッ!?」

上段回し蹴りをヒットさせ、残りの1人を一撃で倒す。

「強い…。」

「おい、痛い目にあいたくなかったら、その転校生から手を離して失せろよ」

そう言って、夏枝君は微かに笑みを浮かべた。

「くそ、舐めんじゃねぇよおおぉぉおッ!!」

「うらぁぁあああッ!!」

夏枝君の笑みを挑発と受け取ったのか、僕から腕を離した不良の2人は、夏枝君に殴りかかって行く。

「はあ!」

「がはッ…。」

「せいあ!!」

「ぐぁッ!!」

夏枝君は、残りの不良2人をそれぞれ正拳突きとハイキック、昇竜拳と回し蹴りを叩き込んで倒した。

「強い…。」

「ふぅ…。」

不良2人組を倒し、深呼吸をして僕の方を見る夏枝君。

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