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友達から恋人へ

第1章 ~友達から恋人へ~

「日暮だっけ?大丈夫か?
殴られたり、ケガしてへんか?」

「うん、大丈夫…ありがとう…。」

「そうか、良かった!」

夏枝君って、強くて優しいんだな…。

「でも、なんでここに来たの?」

僕は、夏枝君に疑問に思ってたことを聞いてみた。

「あぁ、さっき日暮が出て行った後になぁ
この不良2人が出て行ったから、何か心配なって後をつけたんだ」

そしたら案の定、コイツらの怒鳴り声が聞こえて助けに駆けつけてくれたのか。

「そうなんだぁ、本当にありがとう」

僕は、頭を下げながら夏枝君にまたお礼を言った。

「いや、ホンマにええよ
俺、こういう奴ら、超大嫌いやからさ!」

「僕も、怖い人は苦手…。」

「また、こういう奴らに目付けられるもしれんから
俺が転校初めての友達&ボディーガードになって、日暮のこと守ってやるよ♪」

「良いの…?」

「別に良いぞー
友達守れない奴は友達違うし」

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