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腐男子恋愛日常-Last world-

第2章 ~明かされる事実~

◇花音学園・屋上◇

昼休みになり、俺は勝平と平次と一緒に学校の屋上へやって来た。

その際、他のクラスメート達がざわついていたが、そんなのは気にならなかった。

「研磨、本当に前の世界の記憶を引き継いでるんだな?」

勝平が、前の記憶の引き継ぎに関して確認してくる。

「あぁ
前の世界で、歩の死に悲しむ俺のとこにお前達が現れた」

前の世界の事は、全部ハッキリと覚えている。

「また、別の世界で歩に会える
この言葉を最後に、俺は気を失ってこの世界にいたんだ」

「なる程な」

次に、平次の口が開く。

「0にも等しい確率、しかも最後の世界で記憶の完全継承をしたってわけか」

「なぁ、最後の世界ってどういう意味だ?
それに、俺の身に起きてる事っていったい…。」

平次の言葉に、俺は首を傾げた。

「その事を説明する前に、先ずは俺達の事から始め順番に説明するよ」
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