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人外娘系

第161章 大魔王の娘降臨⑤後編

グラデラ「視界が悪い、早く急ごう」



ハク「むぐ~」



激しい雨の中でグレンは苦しむ




グレン「私はまだやり遂げていない事が・・・・」





意識が朦朧としている中で彼は見た、それは盾と弓矢の絵柄の旗だった




グレン「・・・・旗?」



トリスダム城に見覚えのある旗が見えた




グレン「あれは確か・・・・」




トリスダム城の門に騎士達が並んでいた、そして騎士はグレンに手を差し伸べて、言った





「待っていた、グレン団長」




グレン「お前は・・・・はっ!」




いつの間にかグレンの苦しさが無くなりスッキリしていた




グレン「これは一体・・・・」




「かの英傑が手を貸して下さった、彼の力で我々はもう一度戦う事ができる」



グレン「英傑とは一体誰の事だ?」




「我々が消滅する時間は限りなく少ない、さぁ行こう!我が宿敵を討つために」





グレン「お前ら・・・・」




グレン「お前たちはかつて共に戦った騎士達、帰って来たんだな」




「我々は貴方と共に戦う準備は出来ています」




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