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人外娘系

第161章 大魔王の娘降臨⑤後編

グレン「違うだろ?コーグ、本当にこのまま黙って殺されるのを待つ気か?俺は断るぜ!」




少年「いくら英傑の騎士と呼ばれた君でも無理があるのでは?」





グレン「あるんだろ?あの鎧が!」




グラデラ「鎧?」




コーグ「確かにあの鎧ならもしかしたら・・・・いや無理だな」




グラデラ「鎧って一体何の鎧?」




グレン「かつて破壊の化身・ティアマトを封印したのは大魔王フルグランスが封印したと呼ばれている、それは表向きの話で本当は人間と魔族が一致団結して封印したと言われている」




コーグ「なぜそれを知っている?」




グレン「ああ、あの時の団長!そうグンダ団長が魔族と結託し、共に戦い、封印したんだ、グンダ団長が身に付けていた光の騎士を装備して」




グラデラ「それじゃなぜ今は魔族と中が悪いのさ、一致団結したのに・・・・」



グレン「それはあくまでも一時的な話だ、もし人間と協力して封印した事が世界に広まると大魔王の立場が危うくなるから、当時は大魔王フルグランスに手柄を譲ったのさ」




グレン「しかしいつの日かグンダ団長は魔族を恨むようになってしまい・・・・」




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