
赤い鴉
第3章 rain
「ひゃあ!?」
岸田の舌がタケルの背中を走る。タケルは裏返った声を上げる。
「背中まだ感じるんだ?」
「あっ…ふっ…ンンッ…あぁっ…」
岸田が丹念にタケルの背中の刺青を舌でなぞる。岸田になぞられた場所が甘く痺れる、中学の時に背中の刺青で感じるように散々調教された。
ガクガクと脚が笑い始める。ジーンズ越しでもわかるくらい中央が膨らむ。立っていられなくなったタケルはその場に座り込み顔をソファーに埋める。
「前より感じやすくなってないか?」
「うっさい!!」
後ろで笑う気配を感じ振り返って岸田をにらむ。その強気な態度が岸田を煽った…岸田は刺青をなぞりながらぷくっと膨れ上がったタケルの突起に手で弄り始めた。
「あ…んっ…んんっ…」
手を後ろで縛られているため、手で口を抑えることはできない、タケルは淫らな声を上げないようにとソファーに顔を押し付ける。
「その強がりがいつまで保てるかな?」
中学の頃の苦い記憶を掘り起こされる。自分との関係が遊びだと知ったタケルは岸田との関係を断とうとした。だかしかし結局それも散々焦らされ最後には自分から岸田を求めた。
心も躰も蹂躙した相手だ、今度こそは岸田の思い通りにさせないと心で思っても躰が岸田の愛撫に素直に反応してしまう。だからせめての抵抗として声を押し殺して甘く濡れた声を聞かせないようにと……だが岸田にとってそう云うタケルの反応は予想通り、今日はどこまで理性を保てるか…簡単に堕ちてしまってはつまらない。タケルの強気な瞳が徐々に快感に染まってく楽しみが減ってしまう。
「ンッ!!ンンッ!!」
ソファーに顔を押し付けて必死に声を殺すタケルの下半身に触れる岸田、硬い生地越しでも敏感な中心は触れただけで電気が走ったような快感が走る。
「ぐっ…はっ…ンッ…」
理性と快感のせめぎが続く、岸田の愛撫に徐々に快感が理性を押し込み始める。
(ヤバッ…スゲーイキたい)
「綾瀬…もしかしてイキたい?」
タケルは図星を突かれドキッとするが首をゆるゆると横に振る。
岸田の舌がタケルの背中を走る。タケルは裏返った声を上げる。
「背中まだ感じるんだ?」
「あっ…ふっ…ンンッ…あぁっ…」
岸田が丹念にタケルの背中の刺青を舌でなぞる。岸田になぞられた場所が甘く痺れる、中学の時に背中の刺青で感じるように散々調教された。
ガクガクと脚が笑い始める。ジーンズ越しでもわかるくらい中央が膨らむ。立っていられなくなったタケルはその場に座り込み顔をソファーに埋める。
「前より感じやすくなってないか?」
「うっさい!!」
後ろで笑う気配を感じ振り返って岸田をにらむ。その強気な態度が岸田を煽った…岸田は刺青をなぞりながらぷくっと膨れ上がったタケルの突起に手で弄り始めた。
「あ…んっ…んんっ…」
手を後ろで縛られているため、手で口を抑えることはできない、タケルは淫らな声を上げないようにとソファーに顔を押し付ける。
「その強がりがいつまで保てるかな?」
中学の頃の苦い記憶を掘り起こされる。自分との関係が遊びだと知ったタケルは岸田との関係を断とうとした。だかしかし結局それも散々焦らされ最後には自分から岸田を求めた。
心も躰も蹂躙した相手だ、今度こそは岸田の思い通りにさせないと心で思っても躰が岸田の愛撫に素直に反応してしまう。だからせめての抵抗として声を押し殺して甘く濡れた声を聞かせないようにと……だが岸田にとってそう云うタケルの反応は予想通り、今日はどこまで理性を保てるか…簡単に堕ちてしまってはつまらない。タケルの強気な瞳が徐々に快感に染まってく楽しみが減ってしまう。
「ンッ!!ンンッ!!」
ソファーに顔を押し付けて必死に声を殺すタケルの下半身に触れる岸田、硬い生地越しでも敏感な中心は触れただけで電気が走ったような快感が走る。
「ぐっ…はっ…ンッ…」
理性と快感のせめぎが続く、岸田の愛撫に徐々に快感が理性を押し込み始める。
(ヤバッ…スゲーイキたい)
「綾瀬…もしかしてイキたい?」
タケルは図星を突かれドキッとするが首をゆるゆると横に振る。
