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赤い鴉

第4章 sunny

「あ…ぅ…ぁぅ…なん、で?クロ…おれ…何を…」
「俺は初めて会った時からアヤの顔が歪むのを見たかったんだよ」
半泣きのタケルにクロは残酷にそう告げるといきり立ったぺニスを捩じ込む。
「いっいやあああああ!!!」
閃光が弾けた…激しい痛みが全身に走る。躰の奥深くで振動するバイブと乱暴な抽挿にタケルは追い詰められる。
「あっ!やべ…マジ…良い…イクッ」
「やあぁッ!!」
無情にもクロはタケルのナカに己の欲を叩き付ける。タケルの躰がビクビクと痙攣する。
「も、もうイカせてくれッ!!」
「やだね、後で自分の手でイクんだな」
そう云うとクロの律動が再開される。気が狂いそうになるくらいドライでイカされ、意識がトぶ寸前まで追い詰められる。幸いクロは明日仕事があると云って日付が変わる頃には解放してくれた。
ボロボロの身体を引きずりながら夜の街を当てもなく歩く…兄にこんなボロボロな姿を見せるわけにはいかない



「兄ちゃん、ちょっと俺の相手してよ」
声のしたほうを振り返る間もなくタケルは躰を壁に押し付けられる。
「スゲー色気放ってるから後を付けて人気のない場所まで来るのを待ってたんだぜ?」
男はそう云うとタケルのズボンを脱がせる。
「待って!!」
「うるせー!!どうせ初めてじゃねーんだろ!!」
無茶苦茶な情事の後の重い躰ではまともな抵抗できずに男のペニスを挿入されてしまう。
「あッあぁッ~」
タケルは嬌声を上げながら先ほどの情事で溜め込んだ欲を男の一突きで吐き出す。
「ハーッハーッ」
「おぉ…想像以上にヤベーんんッ…挿れただけでイッたのかよ、くっ…マジでヤバいな」
男はタケルの腰を掴んで激しく突き上げる。散々焦らされたタケルは貪欲に快感を求め腰を振る。
「あんっ…くッ…ンンッ…あぁ…」
「気持ち良いぜ、兄ちゃんのナカ、ヤバッ…もうイクッ!!」
「…んッ」
タケルは男の欲を受け止める。タケルの耳に男の熱い吐息がかかり、タケルはあまり気持ち悪さに身震いする。

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