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赤い鴉

第4章 sunny

「まだ終わりじゃねえぞ」
「え?ひぎゃぁ!?」
男はペニスを挿れたまま体勢を反転させた、前立腺をゴリッと抉られタケルの頭が真っ白に染まる。男はタケルの両脚を抱えながら突き上げる。タケルは落ちないように男の首に腕を回ししがみついた。男の深い口付けで口を塞がれ、くぐもった声を漏らす。
タケルは空が白く霞むまで見知らぬ男に抱かれ続けた。




男は満足するとタケルをその場に放置して去って行った。しばらく立ち上がることすら出来なかった。身なりを整え家に着いたのは空が明るくなってから…タケルは脱衣場で精液と汗でぐちゃぐちゃになった服を洗濯機に突っ込みシャワーを浴びる。
(あっ…補習あるから行かないと)
朝食を食べずにそのままベッドで眠りかけた時、ギリギリで補習のことを思い出した。タケルは制服に着替える。今ならギリギリ学校に間に合う時間だ。
歩くたびに軋む身体を引きずって電車に乗る。通勤ラッシュのせいで混んでる車内…人の手がタケルの身体に触れる。いつもの痴漢にうんざりしながらタケルは抵抗せず、好きなようにさせる…抵抗しなければ満足して去って行くだろう…そう考えていた。
「なッ…ん…?」
いきなり両腕を掴まれ口にタオルを捩じ込まれる。
「大人しくしてろよ?じゃないと痛い目に合うぜ」
暴れようとしたタケルの首筋にナイフを当てられ、タケルは抵抗することをやめた。男達はタケルのシャツのボタンを外し、ベルトを取ってスラックスを降ろす。複数の手に犯され身悶えするタケル、その反応を見て楽しむ男達。
「んッ!…んんッ!!」
太股など、中心部に近いところや突起を重点的に触られる。昨日から今朝まで何度もイッたはずのタケルのペニスがパンツ越しでも分かるくらい勃起する。
「そろそろ、挿れさせろよ」
後ろの男がタケルの双丘を揉む。前の男がタケルが精液を撒き散らさないように根元を紐で縛った。
「んんッ!!!」
「大人しくしないとコレがお前のケツを傷付けるぞ」
男がナイフでパンツを切って後腔が外気に触れる。
「使ってるわりに綺麗な孔だな…どうせ初めてじゃないんだろ?そのまま挿れるぜ」
男はそう云うといきり立ったペニスをタケルの後腔に挿れた。

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