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赤い鴉

第5章 番外編…初デート

「ひやぁっ…あっ…や、やだ、そこ、ばっか」
「乳首だけでこんなになって」
他の場所も敏感なのか?…と他の場所も弄ろうとするとタケルに無理矢理頭を引き剥がされる。
「やっ…じ、迅…ベッドで」
散々煽っておいて焦らす罪作りな恋人に迅は肩をすくめた。
「本当にタケルは煽るのも焦らすのも得意だよな」
「?」
なんのことだか分からないと首を傾げるタケルに憎たらしくもあり、愛らしくもあった。
「うわっ!!迅!!」
ひょいっと軽々とタケルを抱き抱える迅。迅はそっとタケルをベッドに降ろした。
「なんでベッドが良いんだ?」
迅は自分で訊いておきながら良く考えたら当たり前のことだなと自己完結する。
「 そ、その床ですると…犯されてる…みたいで…いやだ」
「それは悪かった」
「で、でも迅と恋人みたいなことするのは楽しかっ…」
可愛いことを云うタケルに迅は我慢出来ずに抱き着いた。
「くっ苦しい!!」
力を入れすぎたのか苦しそうに呻くタケル。
「わ、悪い続き良いか?」
タケルは言葉なく静かに頷いた。迅はTシャツを脱がせた。タケルの綺麗な躰に迅は息を飲む。
「綺麗だよ、タケル…」
顔を真っ赤にしたタケルを引き寄せ、後ろから抱き着く。
「あう…迅…」
タケルの首筋にキスを落としていく迅。
「凄いエロい顔をしてるよ、タケル」
迅はタケルの乳首を摘まむ、タケルはびくびく震えながら喘ぎ声をあげてしまう。
「あんっ…はぁ…ンンッ!!じ、迅!!ま、待って…あぁん!!そこ…アッ!!」
迅の舌が刺青のところまで落ちてくる。
「…背中感じやすいんだ?」
「ん…ちょ…あぁっ!!待って!!」
ツンツンに尖った乳首を両方とも弄られ、背中を責められ喘ぐタケル。迅を背中から引き離そうと背中に手を伸ばすが、感じる場所を責められてるのこともあり、全く抵抗できない。
涙が瞳に薄い膜を張って視界がぼやける。
「気持ち良い?」
タケルがこっくり頷く。
「好きなだけ気持ち良くなって良いよ」
「んああぁぁ!!?」
乳首を思いっきりつねられタケルは達してしまう。背中と乳首だけで達したことに唖然とするタケル。

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