
すきってきもち
第2章 もう一歩
。
強引に理由付けした約束
ホストクラブで話してた、
百合さんが最近よく昼食に利用すると言うカフェ
ここなら方向音痴の百合さんでも
迷わないはず!と
昨日、百合さんの華奢な背中を
見つめるしかできなかった
好きって気持ちが暴走しかけた
ダメだと掴んだ腕がすり抜けてくあの瞬間
もう終わったな……
そう感じて、あのあとプロのくせに
"僕"を演じる事も、笑顔を作ることも
できなくて、仕事を切り上げ百合さんに
送ったうさぎを見つめてた
そしたら、急に不安に似た心配が溢れてきて
その思いのままに連絡し続けた
我に返ったとき頭のネジが
取れたようなそれに自分でぞっとした
これじゃ百合さんに嫌われてもおかしくない
そう思うとごめんなさいって謝って、けど
溢れ続けて、、、
「何回見ても、あり得ない」
日当たりのいい席で苦い表情を浮かべる自分が
ブラックコーヒーに映ってる
自分にあれが来たら
一瞬にしてキライになってお客様だろうと
連絡先すぐ消去
来てくれるとは思えない
彼女の気持ちを無視して
強引に理由付けて会ってくれと
引く量の連絡
俺が女なら『キモい』のひと言
ストーカー並
それでも外が見易い席で
百合さんを待つ
百合さん……っ
強引に理由付けした約束
ホストクラブで話してた、
百合さんが最近よく昼食に利用すると言うカフェ
ここなら方向音痴の百合さんでも
迷わないはず!と
昨日、百合さんの華奢な背中を
見つめるしかできなかった
好きって気持ちが暴走しかけた
ダメだと掴んだ腕がすり抜けてくあの瞬間
もう終わったな……
そう感じて、あのあとプロのくせに
"僕"を演じる事も、笑顔を作ることも
できなくて、仕事を切り上げ百合さんに
送ったうさぎを見つめてた
そしたら、急に不安に似た心配が溢れてきて
その思いのままに連絡し続けた
我に返ったとき頭のネジが
取れたようなそれに自分でぞっとした
これじゃ百合さんに嫌われてもおかしくない
そう思うとごめんなさいって謝って、けど
溢れ続けて、、、
「何回見ても、あり得ない」
日当たりのいい席で苦い表情を浮かべる自分が
ブラックコーヒーに映ってる
自分にあれが来たら
一瞬にしてキライになってお客様だろうと
連絡先すぐ消去
来てくれるとは思えない
彼女の気持ちを無視して
強引に理由付けて会ってくれと
引く量の連絡
俺が女なら『キモい』のひと言
ストーカー並
それでも外が見易い席で
百合さんを待つ
百合さん……っ
