すきってきもち
第2章 もう一歩
。
湯ぶねに浸かると冷静になれた
「会わないのが彼の為になるじゃない……」
あの傷ついた表情をさせてるのが
私なら、会わないのが1番
間に合わなくて良かった
そう思うのに、胸にぽっかり穴が開いて
なんとも言えない気持ちになる
大好きなジャスミンの香り
に、心が落ち着かないなんて
重症だ
母親に認めてもらえなくて
号泣した日ですらジャスミンの香りで
切り替えられたのに
それくらい私の中で彼は
大きくなってた
きっかけは男性克服の荒療治
そのあとに迷子を助けて貰って……キスされて
忘れよう、全部
私には仕事がある
後輩がいて、偉大な母がいてその背中を
追わなきゃいけない
忙しければ考えなくて済む
「お風呂上がったら、デザインやろう」
紙とペンを前にしたら
筆が乗って楽しくて、5枚できた
「上出来じゃない?」
満足したら、お腹が減って
食べたら眠くなって、支度を済ませて
ベットに横になった
片隅に無理矢理彼を押し込んで
湯ぶねに浸かると冷静になれた
「会わないのが彼の為になるじゃない……」
あの傷ついた表情をさせてるのが
私なら、会わないのが1番
間に合わなくて良かった
そう思うのに、胸にぽっかり穴が開いて
なんとも言えない気持ちになる
大好きなジャスミンの香り
に、心が落ち着かないなんて
重症だ
母親に認めてもらえなくて
号泣した日ですらジャスミンの香りで
切り替えられたのに
それくらい私の中で彼は
大きくなってた
きっかけは男性克服の荒療治
そのあとに迷子を助けて貰って……キスされて
忘れよう、全部
私には仕事がある
後輩がいて、偉大な母がいてその背中を
追わなきゃいけない
忙しければ考えなくて済む
「お風呂上がったら、デザインやろう」
紙とペンを前にしたら
筆が乗って楽しくて、5枚できた
「上出来じゃない?」
満足したら、お腹が減って
食べたら眠くなって、支度を済ませて
ベットに横になった
片隅に無理矢理彼を押し込んで