すきってきもち
第3章 後ずさり
。
4日目、いい加減仕事に行かなきゃと
熱が残る身体を動かし出社した
「心配だったんですからぁー!!」
珠菜ちゃんが私に抱きつく
「無理しちゃダメですからね!」
珠菜ちゃんに限らず色んな人が
「大丈夫ですか?」とお声掛けをしてくれた
デスクに積み重なった印を待つ書類たち
ふー、、、仕事しますかっ
「せんぱぁーい、チェックお願いします!」
「はーい」
いつも通りの流れで仕事を進めて
昼はウイダーインゼリーと薬を飲んで
時間いっぱい医務室で寝て
残りの書類を期限ごとに分け優先順位を決めて
午後から今度の撮影場所の下見
「先輩体調は大丈夫ですか?」
「あ、明恵ちゃんお疲れ様」
株主総会の準備会議に参加してた
明恵ちゃんが帰ってきた
「スッゴく心配で、もー、先輩のばか」
「ごめんね?」
「そーだ!わんくんも心配してましたよー
完璧に治ったらまた行きましょうね!」
「っ!……そ、そうだね……」
今日は仕事の量が多くて体調が悪くて
全然余裕なんてなくて忘れられてたのに
また、、また、思い出して
お世辞だって分かってるのに
胸がきゅうと締め付けられ
泣きそうになった
4日目、いい加減仕事に行かなきゃと
熱が残る身体を動かし出社した
「心配だったんですからぁー!!」
珠菜ちゃんが私に抱きつく
「無理しちゃダメですからね!」
珠菜ちゃんに限らず色んな人が
「大丈夫ですか?」とお声掛けをしてくれた
デスクに積み重なった印を待つ書類たち
ふー、、、仕事しますかっ
「せんぱぁーい、チェックお願いします!」
「はーい」
いつも通りの流れで仕事を進めて
昼はウイダーインゼリーと薬を飲んで
時間いっぱい医務室で寝て
残りの書類を期限ごとに分け優先順位を決めて
午後から今度の撮影場所の下見
「先輩体調は大丈夫ですか?」
「あ、明恵ちゃんお疲れ様」
株主総会の準備会議に参加してた
明恵ちゃんが帰ってきた
「スッゴく心配で、もー、先輩のばか」
「ごめんね?」
「そーだ!わんくんも心配してましたよー
完璧に治ったらまた行きましょうね!」
「っ!……そ、そうだね……」
今日は仕事の量が多くて体調が悪くて
全然余裕なんてなくて忘れられてたのに
また、、また、思い出して
お世辞だって分かってるのに
胸がきゅうと締め付けられ
泣きそうになった