
すきってきもち
第3章 後ずさり
。
うるさいー、、、!
目覚まし時計、うるさい!
身体がダルくて腕が上がらない
そんな日が3日目
病院は行きたくない
病院ダケは行きたくない、絶対
「お母さん!?」
「体調崩すなんて何してるの?
あんたが居ないと仕事の効率が遅くて困るの」
ほら、とお粥と薬
額には冷たい冷却シート
看病してくれてたんだ
「忙しいのにありがとうございます」
「分かってるなら早く治して」
着替えまでやってくれたんだ
「病院は嫌なんでしょ、本当に手のかかる子」
「ごめんなさい……」
「まぁそれは、あの人が悪いのよ」
一通りの看病をしてくれて
昼過ぎに帰っていった
お母さんらしいこと久しぶり、、ふふ
「悔し、」
寂しかったのに、不安だったのに
今は嬉しい
風邪引いて良かった、なんて、、
「加湿器付いてる」
「洗濯物畳まれてる」
「逆に怖いわ~」
水飲も……よいしクシャ
「紙?」
"さっさと治しなさい
総務足りないと困るの
私の娘なんだからしっかりしてちょうだい
お粥食べて、水分摂って、薬飲んで、
あたたかくしてぐっすり寝なさい
母より"
お母さんが、母親してる
「有り難いです」
お粥の人参がお花型だ
懐かしいな、、昔は嫌いで食べなかった人参
可愛い形にすれば食べるでしょ
と小さい頃からやってくれてたよね
「いただきます」
……んっ
ひとつだけいい?
お粥しょっぱいよ、お母さん
うるさいー、、、!
目覚まし時計、うるさい!
身体がダルくて腕が上がらない
そんな日が3日目
病院は行きたくない
病院ダケは行きたくない、絶対
「お母さん!?」
「体調崩すなんて何してるの?
あんたが居ないと仕事の効率が遅くて困るの」
ほら、とお粥と薬
額には冷たい冷却シート
看病してくれてたんだ
「忙しいのにありがとうございます」
「分かってるなら早く治して」
着替えまでやってくれたんだ
「病院は嫌なんでしょ、本当に手のかかる子」
「ごめんなさい……」
「まぁそれは、あの人が悪いのよ」
一通りの看病をしてくれて
昼過ぎに帰っていった
お母さんらしいこと久しぶり、、ふふ
「悔し、」
寂しかったのに、不安だったのに
今は嬉しい
風邪引いて良かった、なんて、、
「加湿器付いてる」
「洗濯物畳まれてる」
「逆に怖いわ~」
水飲も……よいしクシャ
「紙?」
"さっさと治しなさい
総務足りないと困るの
私の娘なんだからしっかりしてちょうだい
お粥食べて、水分摂って、薬飲んで、
あたたかくしてぐっすり寝なさい
母より"
お母さんが、母親してる
「有り難いです」
お粥の人参がお花型だ
懐かしいな、、昔は嫌いで食べなかった人参
可愛い形にすれば食べるでしょ
と小さい頃からやってくれてたよね
「いただきます」
……んっ
ひとつだけいい?
お粥しょっぱいよ、お母さん
