露出狂☆ ~淫乱ドS王子と変態育成ゲーム~
第4章 王子様は殺人鬼!?でも私は調教済みです☆
その日は放課後にもう一度来るように先生に言われたが、私は特に気にすることなく学校をあとにした。
もちろん、くだらない説教よりも大切な沖田君との変態ゲームがあるからである。
今や私にとって、変態ゲームは私を作り上げる大切な儀式となっていたのだ。
「裸になったよ!沖田君、見てる!?」
時刻は夜の九時。
今日もお母さんは男の人と食事だからどうせ明日になるまで帰ってこないだろう。
私は丘の公園ですぐに裸になり、沖田君が見ているであろうカメラにむかって手をふった。
「見えてるよ。葵。あれ? 少しだけおっぱい大きくなった?」
沖田君はいつものように携帯越しに言った。
「えっ、嘘!? うれしい!」
一ヶ月も二人でゲームをやっているから、てっきり沖田君は私の裸にも飽きてしまったと思っていたが、しっかりと私の身体の変化を察知してくれていた。
なんだかセックスばかりしている新婚の若い夫婦のようである。