露出狂☆ ~淫乱ドS王子と変態育成ゲーム~
第5章 ドキドキ初エッチ☆どS王子に奪われたヴァージン❗
「なっ・・・・」
草むらを飛び出した私の視線と、黒髪で小柄な日向の視線がぶつかった。
蓮と違い私を探すことにいまいちやる気のなかった日向は、逆に、私の想定外の方向をむいたのだ。
「おーい、お嬢さん!?」
金髪の蓮は必死でブランコの辺り探している。
「あ、あ・・」
「・・・・」
動揺する私に日向は無言のまま近づいてきた。
お、犯される・・?
私はここにきて羞恥心が爆発しそうなほど心臓が高まった。
今までとは違う、犯されるかもしれないという恐怖である。
「あ、ああ・・」
恐怖で身体が石になったように動かない・・
私はまともに声を出すこともできずに日向の顔をじっと見つめていた。
しかしその直後、
「・・あの…」
日向は私の考えに反して、弱々しく、小さな声で言った。
「はやく、帰った方がいい。俺たちもそうするから・・」
「っ・・」
犯すどころか、日向は私にそんな言葉をかけたのである。
「おい、日向!何かあったのか!?」
蓮は日向にむかって叫んだ。
「れ、蓮!なんか裸の女の子が公園の外に走って行ったぞ!」
(えっ・・)
日向は私をかばって嘘をついた。