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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第2章 きいろい花

タダイマ~~・・・



なんてのは心の声で




バイトから帰って玄関をくぐると






・・・。






何やらガヤガヤと・・・









『あっ♪おにーちゃん!!!

うぃっす!!!おじゃましてまぁす!!』




リビングに入ると

俺に真っ先に気付いて

キャンキャン吠えて(?)くるのは




・・・なんつったっけ?

この間コンビニで会った

弟の部活仲間




そして

居間のテーブルを囲って

似たような連中が・・・

ひぃ…ふぅ…みぃ・・・・・・

あ~~・・・いくついるんだ?




と・・・プラス弟のリョウキね

(そりゃそうか?)




俺の顔を見るなり

露骨に・・・〃『げっ?!』〃



・・・って顔してやがる






『・・・バイトじゃねーの??』




『3時までだった』




『チッ・・・』





チームワークは
競技をはなれても健在なようで

弟は仲間と集まって
夏休みの宿題をやってる所だった



・・・へぇ


学問と無縁の体育会系の連中って

(超:一方的冒涜)


こーゆーやり方するんだね?

へぇ・・・中々賢いじゃんお前ら





なんて思ってると








うんざりした中に

何やら焦る表情を浮かべる弟





その理由は・・・このオレにも


なんとなぁく・・・わかるぜ?(笑)






暑苦しい体育会系の中に

ひときわ目立つ部分が・・・





真ん中に・・・ひとり




女の子がいるじゃないか・・・(笑)







ほぉう?




ふふふふふ・・・ほほう♪?









なんかさ


〃そーゆーの〃って






なんとなぁく・・・わかるモンだよね?(笑)










(※リョウキとカンナの事を

勘違いしたクセにとか?

そういうのいらないからね♪(笑))








リョウキや連中に宿題の世話してあげてる

いかにもおとなしそうな

いかにも純朴そうな

いかにも中学生って感じの(笑)






中々の…かわいこちゃん








ほほぉう?





中々やるじゃないか





て言うか・・・ナマイキだぜ





リョウキのクセに・・・(笑)

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