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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第14章 振り向けば・・・いつも君だけが

『ふふ・・・でも、そのミラクル

そのおかげで、あたし

ケイゴに会えたんだよね・・・♪』




サクラコは…はにかみながら

自分のベットにそっと腰掛けた





『人生ってね…わからないってやつだ』





『ふふふっ・・・』




クスクス笑いながら

サクラコが手招きする





『・・・おいおい』





『・・・ふふっ』



見てるのも照れくさくなるような

お姫様みたいなベット

わかる?こういう

天井からカーテンついてるようなさ





そんなベットに

笑顔で…手招きすんなっての





『サクラコ・・・やめろって』


『・・・いいじゃない』




そりゃ、子どもじゃないけどさ





『・・・お前んち

ばぁやとか…メイドとか

総出で突っ込んで来そうでさ』





『ぷっ・・・あははははははっ

ケイゴっ・・・あはははっ

あたし、ケイゴの…そういうところ』




『・・・』





『そういう…人を腫れ物扱いしない

そういうところ、大好きだよ♪』




『・・・っ、おい』




手を引かれ

ふかふかのベットに尻をついた反動で

オレはそこにひっくり返った





『・・・っ』


『サクラコ・・・っ』




気付いたら彼女は

ちょっとイタズラな目をして

そして…ちょっと照れながら

オレの上に股がっていた

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