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『葵さん…本当、迷惑かけて・・・』



『…いいんです、それは本当に

迷惑とも思ってません。

お酒飲むのも悪いなんて思いません

ただ、危ない事にならないように…とだけ』





『ｸｽ・・・本当だね♪～∥お互い∥に

そうそう、ストレス限界まで働いて

酒乱になるナースとかシャレにならないしな』





『・・・はい？』







『ﾎﾞｿ・・・あの記憶ないとか(笑)オマエ

人のこと言えないレベルでタチ悪いな(笑)』






『え…？？？』





『ｸｽｸｽ・・・オジャマさま♪』








まぶしい朝陽を浴びながら




音もなくズキズキと痛む

胸の鼓動を感じていた




一体どれくらい振りだろうか




純粋なもの・・・純粋なやさしさや


その心・・・




そして・・・不意に投げられた


その純粋な言葉が


突き刺さるように



痛くてたまらなかったんだ