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『・・・え？』



『顔にかいてあるぞ(笑)

瞳(め)が・・・そう言ってる♪』





『・・・なんとか、と言いますか

どうにも…してやれないですよ(苦笑)

だから、こうしてお願いに・・・』






『ふふっ・・・相変わらずだなぁ

と、思っただけだよ♪』





『・・・は？』





『・・・∥深入りするな∥って

言っただろ♪・・・・・』





『・・・～』




『って、言われてもなぁ？

無理だよな～・・・♪まして身内じゃ』




浅田先生はケラケラと笑って

重くなりかける空気をサラッと流す





『・・・やってみな♪お前らしくさ』




『・・・。・・・』




ボクは浅田先生の建てたクリニックを

ぐるりと見渡す



リラックス出来る、落ち着く空間と

目尻のシワが少し増えた

ニコニコと笑う浅田先生





『・・・先生、変わりましたね』





『・・・うん？♪』





『・・・変わってないけど

・・・変わりましたね』






『いや・・・結局どっちなのそれ(笑)』





『・・・(笑)』




『・・・お前も・・・来るか？(笑)』




『・・・え』




『手の施しようのない急患も来ないし

当直もないし♪気楽なもんだぞ？

～職人気質な医者にはもってこいだぜ？』






『・・・。【はい】って答えたら

【１０年早い】って言われるヤツですよね？

そのパターン・・・(笑)』






『アハハッ！！～わかる？♪』





『・・・(笑)』




嬉しかった


社交辞令でも・・・嬉しかった