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『１７かぁ～・・・(苦笑)

クッソ【ロリコン】とか思われんのかな？』



『リョウキ・・・』





『それでも・・・いいんだ』






悟ったように

吹っ切れたように笑っていた弟は



その…屈強なメンタルが健在であることを

ボクに証明してみせていた




だから・・・ボクは

もうそれ以上は何も言わずに



時には…壊れてしまいそうなその心に

そっと・・・力を添えようと決めた




守るものが…ある人間は

どこまでも・・・強くなれる。




そんな象徴をするかのような

リョウキのその表情は…




その瞳(め)の奥には


静かに・・・力を込めるような




無限大の・・・弟の覚悟が


宿っているようだった





そして・・・





『・・・ふふっ』




『・・・？』





弟は・・・振り向き様に





『・・・♪』




ボクに向けて・・・グッ、と

親指を立ててVサインをして・・・笑った