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ねぇもう嫌・・・

第11章 検査③




柊先生が検査台を離れた。



「何か泣いてしまう理由があるなら教えて欲しい。」



止まらない涙に追い打ちをかけるように先生が言った。



理由なんかないよ、私が悪いだけだから…。



心の中でそう呟いたと同時に、柊先生の声がかかった。



『管抜いてエコー。』



柊先生がタオルを剥ぎ取って、ベルトを一部外してから私の足を広げた。



ゆっくりと管を抜いた後、水分を多く含んだ冷たいガーゼが私の蜜部に触れた。



「ッ」


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