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ねぇもう嫌・・・

第11章 検査③



『まだ平気?』



「どう…?」



2人に見つめられ、緊張して答えられなかった。



「僕達は陽菜ちゃんに聞いてるんだけど…?」



「っわかんないっ……」



同時にまた涙が溢れた。



『分からない?』



柊先生に私の返答を怪しまれて、腹部を強い力で押された。



「ぅ…ッ…」



『大分張ってるね。』



柊先生の手は、すごく温かかった。



「今回何cc?」


『400。』


「そっか…。」


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