
ねぇもう嫌・・・
第14章 先生と
学校すごく楽しいのに…心がどんどん壊れていく。
私は校長面接の前日、先生に電話をかけた。
コールが鳴るとすぐに先生は出てくれた。
「もしもし、陽菜ちゃん?」
「あっ先生…突然掛けてごめんなさい」
先生の声が機械音声に代わっているけど、
あの時公園で、先生と少し衝突したのに、
先生の声はすごく安心した。
私はすぐ本題に入らず、他愛もない話から始めた。
先生も自身の近況を話してくれて話が弾む。
「うんっ!じゃあま-」
「あっ、まってっ」
「ん?」
「…」
「どうしたの?」
私はスマホを持ち替え、覚悟を決めた
