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ねぇもう嫌・・・

第14章 先生と



先生に促されてカーテンで仕切られた着替え室に入り、それから、先生と一緒に診察室に向かった。



『お疲れ。座って。』


私は丸椅子に座り、先生は診察台に腰掛けた。


「柊。」


『あぁ…』


先生の呼び掛けに柊先生は唸った。


なんか怖い…


「陽菜ちゃん頑張ったもんねっ」


「うん……」


『…』


柊先生は相変わらず黙ったままで、


先生も何となくそれを悟っているようだった。


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