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ねぇもう嫌・・・

第14章 先生と




そこでようやく先生が口を開いたかと思えば、柊先生に管のサイズを尋ねただけだった。



『…親御さんに連絡はどうする?』


「えっ…」



少し間を置いて、私は拒否した。



『話は通した方が良いと思うけど。』



"ま、本人の強い希望ってことで。"



柊先生は、嫌味っぽく言うも納得してくれたみたいだ。



『何か困ったことがあったら遠慮なく連絡して。夜中だろうと、俺君より起きてるから。』



流石医者だ…当直とかあるんだろうか。



私はしっかり返事をした。



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