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ねぇもう嫌・・・

第4章 検査①




これがどんなに短い時間で行われたとしても、
行われた事実が翻ることはない。


何もかもが初めてだった私には、たとえ正当な事だと諭されても、十分に納得できる気がしなかった。


先生に背中を支えられて起き上がる。


止血の為に両手が塞がっている私は、看護師に手伝われて着替えを済ませた。


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